子育て・節約・資産形成

将来のため節約術・投資術・生活術を研究します

10年間自己流で投資をして後悔したこと

おはようございます☆

 

投資は「こうすると成功する」というタイプの記事が多いですが、

「失敗した」と思うことをまとめた記事は少ないと思いましたので作ってみました♪

「投資は大きく失敗をしないことが大切」と仰っている方が多いのでご参考になればと思います。

(☆☆投資は自己責任自己判断でお願いします☆☆)

 

自分達は約10年間投資を自己流で投資信託・外貨預金と外債中心で行ってきましたが昨年勉強し直して、ガラリと変えました。

コロナで時間ができ、多くの書籍や投資系Youtuberから学ばせて頂きました。

また、この記事を書いている私達は普通のサラリーマン共働き、年齢は30台です。

未就学の子供が2人おります。

繰返しになりますがあくまで投資は自己責任・自己判断ですのでご参考までに。

 

まずは(1)して後悔したこと、と(2)しないで後悔したことに分けて列挙していきます。

 

(1)して後悔したこと

①外貨預金積立に投資しすぎた

②外債に投資しすぎた

③高金利通貨に金利の高さで飛びついた

④債券が多めのポートフォリオにした

 (※個人の性格や年齢、資産状況などによるかとは思います)

⑤損をしている商品を押目買いと称して買増した

 

(2)しないで後悔したこと

①長期積立投資をしなかった

②チャート分析を勉強しなかった

ポートフォリオを株式多めにしなかった

 (※個人の性格や年齢、資産状況などによるかとは思います)

④国内ETFに投資しなかった

⑤米国ETFに投資しなかった

⑥暗号資産など調べもしないで投資対象から外した

 

 

(1)から簡単に説明していきます。

 

①外貨積立に投資しすぎた

 一言でいうと利益を出しにくいと思います。理由は以下のとおりです。

 ・株式のように長期でみれば上昇していくものではない

 ・金利が日本より高くても、為替相場の影響の方が大きい

 ・2015年から長期で円高に向かうトレンドが続いた(最近変わってきてるかもしれないですが)

 ・値動きが小さいので手数料対比利益が出にくい

 

 もし、利点があるとすれば

 ・長期で円安に向かう傾向だと予想できるときに行う

 ・米国株投資するための資金準備のために定期的に積立てる

 などかと思います。

 

②外債に投資しすぎた

 ①とほぼ同じ理由です。また、基本的には満期まで保有を前提とすると満期時の為替相場に左右されます。

  

③高金利通貨に金利の高さで飛びついた

 高金利通貨はリスクも高いです。

 金利が仮に7~8%あったとしても、それ以上に為替相場円高に動いてしまえば金利利益を上回る損がでます。

 実際為替相場の影響の方が大きいと思います。金利でカバーできるととらぬ狸の皮算用をすると後悔すると思います。

 「高金利だから」という理由だけで投資するのは危険だと思います。

 自分はトルコリラ建債券が塩漬になっています。最近は為替も円高になってきましたが、仮に今から始めるのであっても更に円高に振れるリスクを想定しながらだと思います。

 

④債券が多めのポートフォリオにした

 減りにくいと言われているものは増えにくいというのは本当だと思います。

 日本国債は利回りが低いですし、外国債券も為替に左右されます

 株式の長期積立中心にした方が利益が出るように思います。

 最近では「若い人には債券は不要」という投資系youtuberも複数名いらっしゃいます。(2021年現在ゼロ金利の国が多く、債券利回が小さいということは考慮に入れたほうがいいかもしれません。)

 もちろん「債券少なくてもポートフォリオには絶対必要」という方もいらっしゃいますのでご自身の投資スタンスを作っていくことが大切だと思います。

 

⑤ 含み損を抱える商品を押目買いと称して買増す

 勉強していると「落ちてくるナイフはキャッチしない」という格言があります。

 後述しますが、チャート分析も勉強せず「底をうったのか?」かどうか分析もできないまま、やみくもに押目買いをしていました。

 今はチャート分析を行い、買いのサインを確認してから買増すか、そもそも諦めて別の商品を買うことにしています。

 ところで、損切ができないわけではありません。しかし、損切のタイミングを一度逃すと忘れてしまったりと、ずるずる保有し続ける傾向にあることがわかりました。

 自分の性格や悪いところを分析し続け、自分をコントロールし続けるというのも投資では大切だと思います。

 

(2)しないで後悔したこと

 ①長期積立投資をしなかった

 「上がった時に売って、下がった時に買い戻す」ことができればより利益ができると考えてしまいますが、いつが「上がった(下がった)時」なのか結局わかりません。

 愚直な積立投資で利益が上がるという検証動画がたくさんあります

 

②チャート分析を勉強しなかった

 「明日また下がるかも」「ここが天井かも」とかタイミングを色々考えてしまう方であれば、勉強した方がよいと思います。

 自分の勘だけであれこれ考えてしまうと時間の無駄だと思います。

 チャート分析がいつも当たるわけではないですが、自分の判断に根拠ができますし、外れた時も自分の経験値として積み重なります。

 すべてではないですが今日上がった理由、下がった理由がある程度予想できるようになります。

 長期積立投資しかしないという方でも勉強して損はないと思います。

 

ポートフォリオを株式多めにしなかった

 世界では歴史的にみて株価は上昇し続けています。

 日本に住んでいるとバブルの最高値を取り戻せていないので、「株価はどこでもいったりきたり」と思い込んでいた時期がありました。完全に誤りでした。

 世界の経済成長の恩恵を受けるに、老後資金形成のための長期積立投資では株式(型投信)の積立を中心にすべきなのかなと私は思いました。

 

④国内ETFに投資しなかった

 中短期の投資なら、指値ができたりスピーディーに対応できるETFを使えばよかったと思っています。投資信託より低コストのことが多いです。

 投資信託は外国が投資対象の場合は約定が翌営業日になります。相場急変時などリアルタイムで売れるというのは安心できると思います。

 配当再投資が自己管理になりますので長期積立であれば低コスト投信でも私はよいとは思います。

 

⑤米国ETFに投資しなかった

 初めてみると難しいことはないです。

 SBI証券でも楽天証券でも始められます。

 低コストで種類が豊富なことには本当に驚かされます。

 おそらく外貨建商品に抵抗があった人も、詳しく知れば最終的にここに行きつくのではないかという気がしています。 

 

⑥暗号資産などをろくに調べもしないで投資対象から外した

 暗号資産は実態もよくわからないですし、投機で行っている人が多いイメージで投資していませんでした。

 しかし、法定通貨の信用が下がったときの代替などという見方もあるという事実を知り目からウロコが落ちた思いです。

 暗号資産の長期分散投資を薦める方も何人もいらっしゃいます。

 ただし、暗号資産は変動がものすごく大きい(1日のうちに10%以上動くことも多い)ですので、ご自身のとれるリスクと相談しながら慎重に少額で行うべきかなと私は考えています。

 

 

ご覧頂きありがとうございました。

1つ1つをより深堀したものも記事にしたいと思います。

徐々に書いていきたいと思っています。

  

≪勉強させて頂いた資料など≫

 

・書籍

『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』 高橋ダン

Youtubeチャンネル

高橋ダン 日本語チャンネル  

https://www.youtube.com/channel/UCFXl12dZUPs7MLy_dMkMZYw

【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話

https://www.youtube.com/channel/UChU4moT-yZa2SNHpSbYciFw

つみたてシータ

https://www.youtube.com/channel/UCG1yLIlBu2Ww-Cl0jKBoiKA